GFXシステムについて思う事。
おはようからこんばんは。
暮らしに夢を広げる、あいかさんです。
今回はタイトルの通りGFXシステムについて思う事をつらつらと書き連ねていこうと思う。
GFX50Rを使い始めてから、500枚程度しか写真を撮っていないが(雨天が多く持ち出せていないと言い訳をさせていただく)、その500枚を撮っていく中で見えてきたGFXシステムの良さとイマイチなところ。
先にお断りさせて頂くと、イマイチなところというのは、このシステムを使っていく上で全て致し方ないものであるという事。
僕としてはさして悪いとは思っていないが、僕が今まで特殊なカメラを使ってきていたので気にならないだけで、最新鋭の素晴らしいデジカメを使ってきた方にとってはイマイチだなと判断される可能性は大いにある。
ただ、それと含めてGFXというシステムだし、僕は心底買って良かったと思っている。
それではまずは良いところから書いていこうと思う。
良いところ。
・画質
これは説明の必要はないだろう。
もうこの一点だけでこのカメラを買う価値がある。
以前使っていたX-Pro2も十分に高画質だったが、GFXはそれを軽く上回ってくれる。
・レンズの解像力
これは画質面にも紐付いてくるが、GFレンズはどれもめちゃくちゃ解像してくれる。
購入にあたって、ズームレンズ以外は全て試したが、どれもびっくりする位に解像してくれる。
1億画素に対応しているというのは伊達じゃない。
・高感度耐性
高画素機でありながら、流石に中判の余裕を持ち合わせている。
正直、ISO3200は常用出来るし、被写体や状況によってISO6400-12800でも問題ないように感じる。
・想像以上に軽い
え、嘘やん!と思われるかもしれないが、GFX50R+GF63mm F2.8の組み合わせだと見た目の大きさの割に軽く感じられると思う。
・AFが意外と速い。
GFX100以外のミディアムフォーマットカメラは、大抵コントラストAFなのでスピードは遅いという印象があるだろう。実際に僕もそう思っていた。
正直な話、像面位相差とコントラスト検出を組み合わせたハイブリッドAFを積んだ最新機にはもちろん劣る。
ただ、X-Pro2を使っていた自分からすると、X-Pro2と大して変わらないというのが正直な感想だ。
イマイチなところ
・寄れるレンズが少ない
これは中判フォーマットの宿命的な部分でもあると思う。
マクロ以外のレンズの大半が最大撮影倍率:0.2以下だ。
最大撮影倍率がせめて0.25位ある標準レンズか中望遠レンズがあると、ブツ撮りも植物撮りもかなり捗るのだが。
撮影していて、もう一歩寄り切れずにストレスになる事がままある。
テレマクロ的運用が可能な望遠レンズを使う事でこのストレスは緩和されるかもしれない。
・レンズが高額
これも中判フォーマットの宿命的な部分だろう。
35mmフルサイズよりも大きなセンサーを使っている以上、より大きなイメージサークルを作る必要があるし、そのせいで自ずとレンズを構成する部品が大きくなる。
部品が大きくなるならコストが上がるのも致し方ないだろう。
確かに、高い。
高いけど、鏡筒の作りや写りを考えると、妥当な金額だと思う。
・明るいレンズが少ない
僕はポートレートを撮らないのでこれに関しては一切イマイチだとは思っていない。
客観的に見て、中判カメラをポートレートで運用したいと思っている層は多そうだし、そんな方達からすると標準域でF1台のレンズがないのはイマイチと感じられるかもしれない。
ただ、GF110mm F2という中望遠のポートレート向けのレンズがあって、これを試した時に「これ以上ボケる必要ある?」と思った事は申し添えておく。
以上、GFX50Rを運用し始めて思う事だ。
もちろん、まだ500枚程度を撮ってみての感想だから、これが1000枚、2000枚と撮影を重ねていく内に変化していくと思う。
なのでまた1000枚、2000枚とキリの良いところでレポートできればと思う。
最後にもう一度だけ言わせてもらいたい。
僕はこのカメラを心底買って良かったと思っている。
それではまた!