GFX用にマミヤレンズを買ったという話。
おはようからこんばんは。
暮らしに夢を広げる、あいかさんです。
家の古いエアコンが効かなさすぎて、死にかけていた。
何が原因か分からないまま、とにかく暑さを耐え忍んでいた。
暑さのせいで夫婦でギスギスしながらも、それでも平和に日々は過ぎていく。
そして、昨日気がついた。
「今年、エアコンのフィルター掃除してないじゃん。」
このブログを書き始める3時間ほど前、エアコンのフィルターを掃除してやった。
かなりの汚れで、エアコンが効かない理由はこれしかないといった様相であった。
そして現在。
とても快適だ。
とにかく涼しい。
ビバ!エアコン!
ビバ!文明の利器!
皆もたまにはエアコンのフィルター、掃除してやってください(やってるか)。
さて本題。
GFX用にマミヤレンズを購入したという話。
買ったのはこれ。
MAMIYA SEKOR C 45mm F2.8N
・入手経緯
このレンズは、ヤフオクで7000円程でGETした。
相場でいうと15000円以上なので、約半値でGETした事になる。
半値の理由は絞りリングのカニ爪が折れているから。
正直この手のレンズは売却してもたかが知れているので、実用に関係ない部分はどうでもいいと思っていたりする。(極度の汚れは除く)
実際にこの個体は、光学系はとてもキレイだし、外観に関してはカニ爪以外は美品級だと思う。
・このレンズについて
本来の645フォーマットだと0.6倍となるので35mm換算27mmとなる広角レンズだ。
GFXだと0.8倍なので換算35mmの準広角レンズとなる。
最短撮影距離は45cmで、純正のGF45mm F2.8と全く同じ。
だからこそ、このレンズをGETしようと思ったのだ。
いわゆる古いレンズは寄れないレンズが多く、それは中判用レンズも例外ではない。
現代の技術で作られたGF45と同等の近距離撮影が出来るとなると、否が応でも期待が高まる。
・作例
・感想
中距離での解像感や、ボケの質感共に悪くない。
個人的には満足できる性能だ。
フィルム時代の中判レンズは性能の低いレンズが多かったようだが、このレンズは悪くないように思う。
色ノリは濃くはないが、しっかりと意図した色は出てくれるし、広角レンズにありがちな硬いぼけもなく、自然なぼけ方をしてくれる。
唯一の弱点は他のブログでも指摘されている、四隅の流れだ。
きっちり絞ってパンフォーカスしてあげるとそこまで目立たないが、アウトフォーカス部分は四隅の流れが目立つ。
だが、僕はこのレンズを気に入った。
元来、換算35mmは大の苦手で、何をどう撮ったらいいか分からない画角だった。
特にAPS-Cの23mm F2のようなスペックだと全体的に絵がのっぺりしていて好きになれなかったのだ。
だが、愛媛在住の罪深い友人にXシリーズのXF23mm F1.4を借りた時にその感想が払拭された。(その友人にはXF90mm F2の凄まじさも教え込まれた)
明るい35mmの場合、フォーカスでコントラストをつけてあげれば、しっかりと立体感は出る。
そしてこのレンズは、そのXF23mm F1.4に近い立体感が出ているように感じる。
もちろんレンズ単体だと現代のレンズであるXF23mm F1.4には解像力で負けると思う。
だが、ボディがGFXだ。
GFXの高画素と階調の良さでそこはカバーできる。
長くなってしまったが、一言で言うと。
たいそう気に入りました!
って事です。
それでは、また!