新約:あいかさんの沼道。

もう30代も折り返し。時は満ちた。

珈琲道具〜HARIO V60シリーズ①〜

おはようからこんばんは。

暮らしに夢を広げる、あいかさんです。

 

前回の記事からかなり日にちが経ちましたが、僕は元気です。

 

年明けから仕事が忙しく、写真撮ったりアウトドアしたりとかしてる段じゃなかった。

 

けれど、珈琲抽出だけはずっと続けてた。

 

仕事の激務、コロナ再流行による閉塞感。

 

溜まっていくストレス。

 

珈琲抽出は、そんな僕の精神安定剤だった。

 

珈琲の素晴らしい香りに包まれて。

 

美味しい珈琲を口にして。

 

毎日美味しい珈琲を飲むために仕事を頑張っている。

 

珈琲を飲みたいから、お酒を飲む量、回数が減った。

 

ねぇ、これって沼?

 

うん、沼だね。

 

という事で、珈琲も沼なんだよ。

 

美味しい珈琲を淹れる為に、レシピを考え、理想的な抽出を実施する為に道具をあれこれ試す。

 

様々な道具で珈琲抽出をする中で、それぞれの長所や短所が分かっていく。

 

分かっても尚、失敗する。

 

Try&Error…

 

沼、沼、沼、沼…!

 

という事で、僕の備忘録も兼ねて、持ってる珈琲道具を紹介しようと思う。

 

なにより、珈琲道具って可愛いんだよ。

 

撮り甲斐がある。

 

外に出れないから、珈琲道具をブツ撮りする。

 

うん、これも沼だね。

 

それでは、1回目に紹介する道具はこれ。

 

HARIO V60 耐熱ガラス 透過ドリッパー オリーブウッド&コーヒーサーバー600 オリーブウッド

 

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(色味を変えて何枚か撮ってみた。1枚目が1番好き)

 

う、美しい…!

 

HARIOのV60 透過ドリッパーって、今のスペシャリティコーヒーブームの立役者。

 

なぜかって?

 

よく分かんない。

 

スペシャリティコーヒーブームと切っても切り離せない関係にあるのが、浅煎りの豆。

 

シングルオリジン(単一農園の豆のこと)の浅煎りって、酸っぱい珈琲とは次元の違う、素晴らしく爽やかな、酸味を持っている。

 

例えるなら、果実のような。

 

シトラス、ベリー、チェリー、様々な果実味を感じる酸味を持ってる。

 

その酸味の良いところを、良いところだけ抽出するにはHARIOのこのドリッパーが1番相性が良いように感じる。

 

仕組み的には、ドリッパー内に湯を溜めずに透過させるようになってる。

 

しっかり味を出したいなら、湯を溜め込んで攪拌させて豆の成分と湯を結合させた方がいいと思いがちなんだけど、そうすると余計な雑味も出るような気がするし、出したくない味も出てくる。

 

このドリッパーは、そういった点も考えて、手早く抽出を終わらせるように考えて作られているように思う。

 

逆に時間をかけてじっくり抽出するのには向かないけれど、湯量によって味のコントロールはしやすい。

 

あくまで素人考えなんだけど、この道具で100回位抽出してみての感想だから、そんなにおかしくはないと思う。

 

それを踏まえて強引にまとめると、

 

長所

・素早く抽出する為、雑味が出にくい。

→浅煎り豆のように、短時間で抽出する豆に向く。

・蒸らしも含めて、湯量で味のコントロールがしやすい。

 

短所

・深煎り豆のように、じっくりと味を出していく豆には向かない。

→湯量でコントロールは出来るが、そもそも透過していくので、湯と珈琲が結合する時間が短く、しっかりとした苦味が出にくい。

 

といったところかな。

 

僕は深煎りが苦手なので、このドリッパーと割と相性が良いと思っている。

 

なんかプロでもないのに、つらつらとそれらしい事書いてしまったけど、一番書きたい事はただ一つ。

 

この道具、最高に可愛い。

 

以上。

 

それでは、また。

アウトドアに目覚めた話。

おはようからこんばんは。

お久しぶりのあいかさんです。

 

今回の話は、

https://adventar.org/calendars/6416

という、しむさんという生粋のカメクラ(最近解脱しつつある)が企画する、カメクラが沼に誘うAdvent Calenderというイベントの一端です。

 

カメクラが沼に誘うって言うからには、カメラの話しなさいよって事なんだけど、今年の僕は大した機材を買ってないので、今回僕はアウトドアについて語ろうと思う。

 

今年になって、おもむろにアウトドアしたくなった。

外遊び自体は、写真活動をしてる時点でそんなに抵抗がなくて。

コロナ禍でステイホームが進み、ちょっと閉塞感を感じたりして。

写真活動自体もなんとなく行き詰まりを感じていて。

それでも外で遊ぶ事自体をやめたくないから、何か面白い事ないかなーって考えていた。

 

さらに、どこかのタイミングで家でスペシャリティコーヒーを飲みたいなとも思っていた。

 

やりたい事が色々あるけど、どこから手をつけていいか分からない。

 

そんなおり、Twitterの知り合いが公園でコーヒー淹れて飲んでいる様子をUPしていた。

 

これだ!

点と点が繋がって線になった瞬間。

 

キャンプごっこしながら、外でコーヒー飲む!

 

方針が定まったので、色々と悩みながら必要なものをどんどん買っていく。

 

最低限必要なもの。

・テーブル

・チェア×2

・カセットコンロ

・マグ×2

・ドリッパー

・ドリップケトル

 

これだけの物を揃えるとなると、家での置き場所にこまるので、それまで使っていたソファとテーブルを廃棄。

アウトドアとインドア兼用にする。

 

そうこうして続々とブツが納品されていく。

 

それではブツの紹介と共に写真をどうぞ。

1.テーブル Ogawa

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これは木目だけどアルミ天板。

軽いのにしっかりしてるからお気に入り。

 

2.チェア HUGEL

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デカくて重いけど、座り心地は最高。

けど運搬がしんどいので、完全に家用にしてしまおうと思う。

 

3.カセットコンロ IWATANI タフまる

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これは完全に見た目買い。

しかも専用ケースつき。

機能的になんら過不足なく、家の中でも使える。

 

4.マグ STANLEY

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アメリカの水筒メーカー。

堅牢だし保温性も高い。

色、カタチ、ともに大のお気に入り。

 

5.ドリッパー STANLEY

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マグと同じメーカーで揃えてみた。

金属フィルターなのでペーパーレス。

アウトドアコーヒーの失敗で一番多いのが、フィルター忘れらしい。

これならそんな失敗もない。

淹れ方も簡単だし、コーヒーオイルの入った濃厚なコーヒーに仕上がる。

けど、粉っぽいコーヒーが嫌いな人には向かないかも。

(今はハリオを使ってるのは秘密)

 

6.ドリップケトル パール金属

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最初はティファールとかの電気ケトルで淹れてたけど、全然ダメだなって思った。

温度も水量もコントロールできないし。

ちなみにこのケトルはIH対応で沸くの早いから気に入ってる。

 

と、機材の写真はここまでにして、実際のアウトドアの様子をば。

 

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いかがだっただろうか。

ガチ勢には怒られる内容かもしれないが、肩肘張らずにこのくらいのゆるい感じでやってく方が楽しいんじゃないかと思う今日このごろ。

外で好きな音楽を聴きながら、最高に美味しいコーヒーを飲みながらまったりする。

凄く良い時間が過ごせると思う。

 

アウトドアは天候に左右されるし、事前準備もそれなりに必要だけど、この最高の気分を手に入れる為なら苦じゃないって思う。

 

これを読んだそこのあなたも、ぜひアウトドアコーヒーを始めてみませんか。

あ、ちなみにアウトドアコーヒーもハマると道具沼だし、映えるスポットでやるなら、絶対良いカメラ欲しくなるから覚悟は必要だよ笑

 

それと、さまざまな人から、使ったカメラはなんなの?って聞かれたので追記。

全てGFX50R+GF45-100mm F4で撮影してる。

機材の無駄遣いと言わないで。

 

さて今回の記事はここまで。

明日の記事は、語尾がニコで有名なmottuさんです。

趣旨から外れた私と違って、しっかりカメラ沼に入りたくなるような記事を書いてくれるはず。

 

それでは、また。

オールドレンズで遊んだ話。

おはようからこんばんは。

何も言えなくて…夏が頭をリフレインしているあいかさんです。

 

夏が終わりつつある。

良いのか悪いのか。

良いに決まってる。

暑いのは嫌だ。

 

そんな事より、ニュースですよ。

Twitterでお付き合いのある、さるお方から、善意を賜った。

事のきっかけは、僕のこのツイート。

 

https://twitter.com/aika0156/status/1431558176583798785?s=21

 

僕の135判フィルムカメラのメイン機、MINOLTA X-700が逝ってしまった。

悲しい事に、絞り開放以外使えなくなってしまったのだ。

こんなん暗くなってからじゃないと撮れない最悪のカメラだ。

めちゃくちゃ気に入ってたカメラだっただけにめちゃくちゃ落ち込んだ。

そんな落ち込んでいる僕をみかねたのか、そのさるお方は僕にカメラの提供を下さったのだ。

 

それがこれ。

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MINOLTA SR-T 101

かの有名なユージン・スミスも使った名機。

もちろん、SRマウントなので、X-700に使ってたレンズ達が使える。

そしてさらに、レンズにも注目してほしい。

MINOLTA MC ROKKOR 58mm F1.2

そう、ROKKORレンズ四天王の一角だ。

(ほかの四天王は、50/1.2、85/1.7、135/2だろう。異論は認める)

 

しかも!

デジタルとフィルム、同時に楽しめるように58/1.2を2本も貸して下さった。

あなたが神か…

 

という訳で、GFX50Rにマウントアダプターをかませて58/1.2を装着してみた。

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うん。

素晴らしい。

カッコいい。

 

さて、GFXに135判レンズをつけた場合、一般的には四隅にケラレが発生すると言われている。

そこで、色んなフォーマットを試してみたので見てってほしい。

前提1:ピントは全て無限遠

前提2:絞りは全てF8

それではどうぞ。

 

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クロップなしの4:3

GFX本来の画角の4:3だと四隅にケラレが見られる。

 

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3:2

3:2にしてもまだケラレる。

 

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35mmモード

35mmモードだと当然のように全くケラレない。

 

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1:1

バッサリと左右を切るのでケラレもなくなり、怪しい四隅の影響もなくなる。

僕がよく使うフォーマットなのでありがたい。

 

と、フォーマットの話はここまでにして。

作例をどうぞ。

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いかがだったろうか。

立体感が凄い。

そして難しい。

絞り1.2だとピント面が本当に1mm位しかない。

GFXだと換算F値0.96になるから仕方ない。

それにシャッタースピードの管理も難しい。

ISO100でもGFXのメカニカルシャッター限界の1/4000を簡単に越えてしまう。

容赦なく電子シャッターに切り替わる。

4433と言えど、中判センサーの電子シャッターだ。

歪みが酷い。

三脚に据えた上で、動かない被写体ならいいがそんなの静物位だろう。

 

そして現在は、本来あるべき姿であるSRマウントのカメラにこのレンズをつけて鋭意撮影中だ。

ここ最近天気が悪すぎて、カメラを持ち出せていないので、フィルムでの作例は今しばらく時間がかかりそうだ。

お借りした貴重なレンズを濡れて台無しにする訳にもいかないし。

 

しかし貴重な体験をさせて貰えた。

カメラを頂けるだけにありがたいのに、こんなに素晴らしいレンズを貸して頂けるなんて。

しかもTwitterの繋がりだけで、実際にお会いした事もないのに。

信用して頂き本当にありがたい限りだ。

きちんとしたお礼をしなければ…!

 

という訳で今回はここまで。

それでは、また。

ずっと使い続けたいと思うフィルムに出会った話。

おはようからこんにちは。

雨ばかりの今夏、いかに写活の時間を捻り出すかで悩んでいるあいかさんです。

 

最近全然デジタル使ってない。

フィルムカメラばかり使ってる。

フィルムライフって沼だよねぇ。

 

デジタルで解像力ばかり追い求めていた自分が嘘のように、フィルムの写りすぎない写りにはまってしまっている。

そりゃ今時はデジタルの方がフィルムよりも上等な写真が撮れると思う。

けど、そうじゃないんだよね。

GFXの目が眩む程の解像力も好きだけど、今は高周波を感じないフィルムの優しい写りを見て癒されたいのさ。

 

最近はGFX売り払って、デジタルを妻と共用にしてX-T10をX-E4かX-S10あたりアップデートして、レンズもXF18/2とXF60/2.4買い足して、物撮り用兼僕のデジカメメイン機としてdp3 Quattroあたりにしようかなって思ったりする。

余ったお金は、新しいフィルムカメラに投資する…みたいな。

 

Nikon F2とか良いよね。

壊れなさそうで。

壊れにくい機械式のフィルムカメラが趣味として最高だと最近気づいた。

別に速写性とか求めてないからAFも要らないし。

 

他にもう一台問答無用に強い中判カメラ買ってもいいかなーって思ってたけど、MAMIYA C220が気に入りすぎてるのと、壊れる気配を感じれないから別にいいかなって思ってる。

もしものために、バックアップ用にC220かC330購入してもいいかなと思ったりもするけどね。

 

とまぁ、割と実現度高めな野望はここまでにして、本題。

 

ずっと使い続けたいと思うフィルムに出会った話をしようかね。

 

最近はすぐに現像から返ってくるカラーフィルムばかり使っていたけれど、そろそろ本気で中判カメラでモノクロ写真に取り組もうと思い始めていた。

個人的にはILFORDのDELTA400が好きなので、ISO400はそれをメインにしつつ、いわゆる中庸感度はどうしようかなと悩んでいた。

ACROS100も高性能で大好きなんだけど、GFX50 Rで撮ると、本当そのままACROSが再現されてる感じがあって、既視感が凄かった。

ISO100以下の低感度のフィルムも色々買い揃えてみたものの、試そうにも一番明るい季節が雨で潰れてしまい、それも難しくなってしまった。

 

ネットで様々なフィルムの作例を漁る。

実を言うとネットでアップされてる作例はうますぎるし、露出バッチリだし、現像液も一般的なラボで使われてるやつじゃないので、あまり参考にならない。

なんたって失敗例が掲載されてないからね。

こういう感じで露出を失敗するとこんな感じで写るよ、みたいな。

大抵の人は露出ミスったりするから、露出不足、露出過多な作例位はあってもいいんじゃないのかなぁ。

 

そんな中で、あるフィルムの作例に目が留まる。

なんだこれ、めっちゃコントラスト高いじゃん。

光と影のコントラストで遊ぶモノクロだからこそ、こういう描写だと楽しそうだなって。

 

それがこれ。

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Rollei SUPERPAN200

中庸感度ISO200の航空写真用フィルムだ。

はるか上空から街並みを撮るためのフィルムだ。

コントラストが高く、高画質なのも頷ける。

この素性なら、一般的なラボでもしっかりコントラストの効いたネガになるんじゃないか?

そう思って試しに2本買ってみた。


それでは気になる作例をどうぞ。

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いかがだっただろうか。

うん、コントラスト高いね。

しかもフィルムなのに、マイクロコントラストも高い。

最高だね。

これだよ、これ。

これが僕の求めてた画だよ。

ヒビもしっかり写し込むし、水面の感じもいい。

コンクリートの写真とか凄い。

あのツヤ感、生々しくない?

コンクリートに生々しいって、なんか変だけど、生々しいなってのが最初の感想。

 

都市景観とか、市街地での撮影が多い僕からすると、これはベストマッチなフィルムかもしれない。

というか、この描写好きすぎる。

僕の頭の中にあった、こういう風に写ってくれたらなーってのがそのまま出てきた感じ。

 

これは付き合いの長いフィルムになるなーって思う。

だってまたすぐに使いたくなったから、すぐにおかわり発注したもの。

そして、自分の持ってるMinolta X-700用にもこのフィルム買ったもの。

135ではどんな写りするんだろうか。

もうちょっと粒子が乗るのかなーとか。

このフィルムへのワクワク感と、Romanticが止まらない

 

フィルムカメラを持ってて、このフィルム使った事ないって人は是非使ってみてほしい。

他のフィルムにない個性を持っているフィルムだ。

結果、気に食わなかったとしても、新しい発見があるフィルムだと思う。

そして使った結果を見せて欲しいと思う。

ネットでの作例少なすぎる感あるし。

待ってる。

ずっと待ってるから。

 

それでは、また。

初めてリバーサルで撮った話。

こんにちはからこんばんは。

すっかりフィルムカメラの人になったあいかさんです。


最近仕事が残業続き。

でもいいんです。

今年中にもう一個欲しい中判フィルムカメラがあるので、その為にお金を稼いでおきたい。

ハッセルみたいにめちゃくちゃ高いやつじゃないけれど、めちゃくちゃ楽しそうなやつがある。

それも2つも。

今は中判フィルムカメラがどんどん高くなってる。

ハッセルとか凄いよね。少し前まで10マン切ってたモデルがもはや15マン以上。

ハッセルはデジバック持ってないし、そもそも欲しいと思った事もないけれど(強がり)、単純にカッコいいなとは思う。

それに、フィルムカメラ側に合わせたデジバック作る事によって昔のプロダクトを陳腐化させないところとかは日本のメーカーも見習ってほしいなって思う。


さて本題。

今回はリバーサルフィルムで撮ってきた話。

リバーサルは使う気無かったんだけど、これには深い理由がある。

通販でKODAKのEKTARと思って購入してフィルムが、届いてみたらKODAKのE100だったというわけ。

しかも、自分はEKTARのつもりで撮影してたもんだから、露出も大雑把に撮影してた。

気づいたのは現像に出すとき。

KODAKの方は納期が長くて、なんで?って尋ねたら、これリバーサルですから別の現像所に送んないといけないんです、と。

E100って最初から分かってたら、もっと大切に撮ったんだけどなぁ。


それでは早速作例をどうぞ。

 

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一番いいショットが装填不良を起こして、とっても残念な結果になってしまった。

まだまだ修行不足だなー。


肝心の写りだけど、やっぱりリバーサルは解像力が凄いし、スッキリした写りをするね。

うん、なんかどこかで見たことあるような写りをする。

そう、デジタルカメラね。

こう感じることは予想してたんだけど。

リバーサルで撮るとデジタルカメラで撮った感を感じてしまう。

彩度、解像度が高いから、デジタルカメラで撮っても同じような写りになってしまうし。

後1回位使ってみて感動しなければ、やっぱり自分には合わなかったということで、今後はリバーサル使わないかも。

それでも、リバーサルフィルム自体にはデジタルカメラにない魅力はあって、ライトボックスにかざしてルーペで拡大して鑑賞すると、やっぱり鳥肌モノだったりする。

これはそういう楽しみ方をするフィルムなんだなって思う。


今回は先にも触れた通り、一番良いショットが装填不良でダメになり、中途半端になっちゃった事も感動を半減させた要因かもしれない。

これはVELVIAとか使ってリベンジせぬば…!


という訳で今回はここまで。

それでは、また。

 

久しぶりにGFX50Rを持ち出した話。

おはようからこんばんは。

残暑でへとへとのあいかさんです。

 

今回は久しぶりにデジタルの話。

 

最近はフィルムカメラばかりだったね。

なんたって夏は明るいから。

低感度フィルムみたいに、この季節しか手持ち撮影できないフィルムが手元に結構あったりして。

どうしてもそっち優先の撮影になってた。

 

そして、フィルムカメラの重さに慣れてしまうと、GFXが重いのなんの…!

GFX50Rが690gで、GF45-100mm F4が1050gで、メタルとウッドのハイブリッドグリップが200gで、フィルターやらバッテリーを合わせると約2kgもある。

正直しんどいね。

この重さは。

実際撮影し始めると重さは忘れて撮影できるんだけど、家でメンテしたり車に持ち込んだりする時は、否が応でもその重さが身に染みるわけ。

 

GF45-100mm F4は、本当に素晴らしいレンズだと思う。

ズームと思えない位のヌケの良さと、解像力を持ってるし、使いやすい焦点域に手振れ補正まで。

実際に撮影してみると、GFレンズの中でこれ以上の汎用性を持ったレンズは他にないってしみじみ思うのだ。

 

だがなんにせよ重いし長いから、取り回しに困るのは事実。

もっと軽快に撮影したいなって思うのも事実。

 

昔のGW690とかマキナのような中判RFみたいに、焦点一本つけっぱで運用するのが1番いい気がしてる。

なによりその方がGFX50Rの本来の姿だろうし、カッコいい気がする。

GF50mm F3.5つけてる姿とか、それこそ往年の中判RFみたいに見えて来るよね。

 

ただ僕の使用用途が多岐に渡るから、レンズ一本の汎用性を重視すると、どうしても単焦点一本だと厳しかったりするんだよね。

 

一つのカメラ、一つのレンズに多くを求めすぎなのかなー。

交換レンズ増やすのが1番幸せになれるんだろうけど、GFレンズはめちゃくちゃ高いから1本体制が限界。

 

悩みが深まりますなぁ。

 

まぁ、そんな悩みは置いておいて撮ってきた写真を掲載する。

まずはカラーから。

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どうだろうか。

カラーは自分なりにカスタムした、新しい色味。

クラシックネガをベースにWB晴れからいじって、PRO400Hを意識して青みを持たせている。

結構自然な感じだし、ハイライトが青くなりすぎないように気をつけていじった甲斐があった。

 

次はモノクロ。

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うーん、やっぱりGFXのモノクロはいい。

フィルムカメラでモノクロに取り組み始めたからこそ分かる。

この濃さが撮って出しで撮れるありがたさね。

僕はハイコントラストなモノクロが好き。

Rフィルターを装着しなくても、FSで同様の効果を持たせる事が出来るのは本当にありがたいよね。

 

いくら重くてデカかろうと、やっぱり出来上がった写真をみるとこのカメラとレンズは手放せないなって思う。

今回の撮影に持ち出すまでに、何度かGFXから離れようと思う事があった。

重い機材が嫌でミラーレスを使ってたのに、色々周り道をしたくせに、しまいには重い機材を使っている自己矛盾が嫌になったりとか。

ただ、写真は結果が全てと言われている中で、GFXは間違いない結果を出してくれる。

毎回度肝を抜かれる。

その度に買って良かった、絶対手放さないぞって思う。

うん、やっぱりGFX最高。

こんな素晴らしいシステムを手放そうとしてたなんて、なんて愚か者なんだろう。

 

という訳で今回はここまで。

それでは、また。

MINOX 35GTで撮ってきた話。

おはようからこんばんは。

残暑に戦々恐々なあいかさんです。


フィルムカメラで写真を撮り始めて早いもので2ヶ月。

風景やらスナップやらを撮りまくっていたけれど、そろそろモノクロフィルムでストリートスナップを撮りたいなと思う今日この頃。


二眼レフにしろ、一眼レフにしろ、街中で振り回すには大仰にすぎるよね。

それはそれで楽しいんだろうけど、肖像権やらが厳しくなってる昨今、できれば大きなカメラで目立つような真似はしたくない。


そして、本当にこの瞬間を撮りたいって思うような光景は、大抵カメラを持ってない時に訪れるもの。

だからこそ、普段から持ち歩けるフィルムカメラが欲しいと思い始めていた。


そこでカメラの選定に入る。

近年のフィルムコンパクトカメラの値上がり幅は異常。

底値を知ってる身からすると、高すぎてバカらしくなってしまう。

それでもGR21は画角的に唯一無二だから欲しいけどね。


僕の中にも一応フィルムカメラに対するスタンスがあって、

デジタルがメインなのだから、デジタルより高いフィルムカメラは買わない。

というものがある。

ただでさえフィルムカメラは現像代やらの写真にするまでの過程にコストがかかるし、中古しかないフィルムカメラは常に故障のリスクがつきまとう。


せっかく大枚をはたいて買ったカメラが一ヵ月程度で壊れたりしたら、それこそ二度とフィルムカメラを使わなくなりそうだ。


とまぁ貧乏な僕の言い訳はここまで。

そんなこんなで、コンパクトなフィルムカメラを探して見つけ出したのがこれ。


MINOX 35GT

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どうですか。

めちゃんこ可愛いよね。

露出は絞り優先オート。

ピントは目測。

プラスチックになったRollei35って感じだね。

レンズも沈胴式だし。

このカメラに関しては、僕とTwitterで付き合いのある人達も持っていないレアなやつだと思う。

動作確認なしでジャンク扱いで7000円程度のものを救出した。

電池入れて、シャッター調整したら普通に使えるようになったので良かった。

外観はめちゃめちゃ綺麗だし、専用のケースとストラップもついてきた。

手触りもいいしめちゃくちゃ気に入っている。

さて肝心の写りは。


以下作例をどうぞ。

ちなみにフィルムはRollei RPX400だよ。

 

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いかがだっただろうか。

うん。画面左側に盛大な露光漏れがあるね。

これが露光漏れなのか、フィルムがおかしかったのかは謎。

まだ1本しか撮りきってないので。

このカメラ、F8位までは結構シャープな描写をする。

逆にそれ以上絞ると回折現象が猛威をふるう。

ビルの写真やら重機の写真とかはそれが割と顕著で、ボヤっとした写りになってる。

目測式のカメラだし、ISO400のフィルムを使っていたので、基本的に絞り込んでの撮影が多かったからか。

まあそれでもいいんだ。

回折現象が凄かろうが、露光漏れが激しかろうがいいんだ。

このカメラ可愛いから。

それに僕の小さなバッグにもちゃんと収まるし。

このカメラを気に入りまくったせいで、135用のISO400モノクロフィルムが冷蔵庫の中に増殖中。

また次のフィルムが上がったらレポートしようと思う。

それでは、また。

 

 

 

PS:このカメラ、36枚撮りでも39枚撮れるおトクなカメラでもある。